歯が痛い・しみる
一般歯科
治療した歯が痛い
過去に「虫歯治療をした歯」が痛むことがあります。もともと神経の近くまで虫歯が到達していた場合、治療中の振動や熱によって刺激が与えられ、痛みが続く場合があります。また、銀歯を入れた場合は、金属のために熱を伝えやすく、神経痛を感じることもあります。3週間程度様子を見て症状が緩和されることもあります。逆に、痛みが強くなる場合には、神経をとる根管治療が必要になることもあります。
噛むと痛い
虫歯と思って来院されることが多い「噛むと痛い」という症状ですが、虫歯以外の原因でそのような症状が起きる場合もあります。
咬合性外傷
噛み合わせによる損傷で、食いしばりや、歯ぎしりなどで歯に過大な力が加わることが原因で発症することがあります。その過大な力により、歯や歯茎、歯をさせている骨が損傷を受けることで、歯を噛み合わせた時に痛みを感じる状態になってしまいます。
歯周病
歯周病が進行すると、噛み合わせの際に痛みを伴ってきます。他にも歯茎から血が出たり、膿が出る、口臭がひどくなったり歯がグラグラするなどの症状があらわれます。
冷たいものがしみる
歯医者に来る方で一番のお悩みが「冷たいものがしみる」ということではないでしょうか？原因は、主に「知覚過敏」と呼ばれる症状です。また、初期症状の虫歯の場合はほとんどしみることはありませんが、かなり虫歯が進行してしまうと、歯の神経（歯髄）が炎症を起こしていることもあります。
知覚過敏
歯の表面が歯ぎしりによって磨耗したり、歯磨きの際の力の入れすぎや歯磨き粉による歯の摩耗によって、歯の表面のエナメル質が削れてしまい、象牙質が露出し、歯の表面に象牙細管が露出することで、冷たい飲み物で歯がしみるようになります。歯の表面に知覚過敏用のコーティング材を塗布したり、マウスピースによる治療法を行います。また、知覚過敏を予防するために、歯の表面のエナメル質を再生させる再石灰化を促す予防歯科がおすすめです。磨き方を工夫してフッ素の入った歯磨き粉を使用するのも効果があります。当院では知覚過敏改善のための歯科医院専売歯磨剤もご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
虫歯
むし歯が大きくなり神経に近くなってしまったり、あるいは神経まで到達してしまうと、歯が痛い・しみるという症状が出てしまいます。虫歯の進行状況によって、虫歯の部分を削って詰め物を使って治療する方法と、神経を取る根管治療を行う場合があります。