さいわいデンタルクリニック札幌大曲は、患者様一人ひとりの笑顔を大切にし、その笑顔が持続することを目標としています。信頼関係の構築と妥協のない治療を約束しており、患者様の負担を軽減するために最新の設備を導入し、予約時間通りの診察を心がけています。
クリニックでは、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科、審美治療、予防歯科など幅広い診療科目をご提供しており、患者様の様々なニーズに応えることが可能です。特に、痛みの少ない治療、ホワイトニング、小児矯正など、患者様の快適さを重視した治療法をご提供しています。
患者様の健康と笑顔を守るために、スタッフ一同が全力でサポートいたします。
お知らせ

「小児矯正 第一期 マウスピースって、いつ始めるべき?」「そもそも何にどれくらい費用がかかるの?」そんな疑問を抱えていませんか?
子どもの矯正治療は、永久歯が生え揃う前に始める「第一期治療」が注目されています。特に、透明で目立ちにくく、取り外し可能なマウスピース型矯正装置は、見た目の抵抗感が少ないため、小学生のうちから導入されるケースが増えています。しかし一方で、「マウスピースは続かなかった」「費用が想定以上だった」といった後悔の声も少なくありません。
インビザラインやプレオルソなどの矯正装置は多様化し、それぞれ治療内容や装着期間、装置の交換タイミングが異なります。中には定期的な診療で装置を再作成する必要があり、装置代の他に調整費や検査費、管理料がかかることも。通院頻度も1~2か月に1回が目安ですが、装置の状態や子どもの成長ペースにより変化することがあるため、事前に全体の治療計画を把握しておくことが大切です。
この記事では、小児矯正におけるマウスピース治療の「正しいスタートの切り方」から、保険適用の条件、治療ステップごとの注意点解説していきます。最後まで読むことで、「やってよかった」と思える治療選びのヒントが得られるはずです。損しない判断のために、ぜひ読み進めてみてください。

院名 | さいわいデンタルクリニック札幌大曲 |
---|---|
住所 | 〒061-1278北海道北広島市大曲幸町6丁目1 インターヴィレッジ大曲 |
電話 | 011-375-7653 |
ワイヤー矯正とマウスピース矯正はどっちがいい?仕上がり・価格・見た目を比較
見た目・通院頻度・子どもへのストレスで比較
小児矯正において、保護者が最も気にする要素のひとつが見た目に関する負担です。特に思春期前後のお子さまは、歯に装置がついていることで恥ずかしさを感じることがあります。マウスピース矯正は透明で薄い素材を使用しており、矯正装置が目立ちにくいのが大きな特徴です。取り外し可能であるため、食事や写真撮影の際などに一時的に外すこともできます。
一方で、ワイヤー矯正はブラケットとワイヤーを用いて歯に固定するため、見た目への影響は避けられません。特に金属製のブラケットは光の反射などで目立ちやすく、学校や友人との交流を気にするお子さまにとっては心理的な負担となる可能性もあります。最近では目立ちにくいセラミックタイプも登場していますが、完全に透明というわけではありません。
通院頻度についても違いがあります。マウスピース矯正では基本的に1〜2ヶ月ごとのチェックが主流であり、装置の交換は事前に計画されたスケジュールに沿って家庭で行うことが可能です。これにより、通院回数を抑えながら継続することができ、忙しい家庭にとっては利便性が高い選択肢といえます。
ワイヤー矯正では装置の調整が専門的な作業となるため、月に1回程度の来院が一般的です。また、ワイヤーの締め直し時には一時的な痛みを伴うことがあり、これが子どもにとっては負担になることもあります。さらに、食事や歯磨きの制限が多く、装置に食べかすが詰まりやすいため、口腔ケアに注意が必要です。
心理的な面では、マウスピースの方が抵抗が少ないとされます。装置の存在感が小さく、装着による違和感が軽減されていることから、ストレスを感じにくいという声も多く聞かれます。ただし、マウスピースは自己管理が求められる治療方法であり、装着時間を守れない場合は効果が得られにくくなる可能性もあります。
以下は両者の違いをまとめた比較表です。
比較項目 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
見た目 | 透明で目立ちにくい | 金属製は目立つことがある |
装置の取り外し | 可能 | 不可(常時固定) |
通院頻度 | 1〜2ヶ月ごと | 月1回程度 |
違和感 | 比較的少ない | 慣れるまで痛みや違和感を感じやすい |
食事・歯磨きのしやすさ | 取り外せるためしやすい | 装置があるため手間がかかる |
装着時間の管理 | 本人の自己管理が重要 | 自動的に装着されている状態を保てる |
このように、見た目やストレスの少なさを重視するご家庭ではマウスピース矯正が選ばれる傾向にあります。一方で、確実な歯の移動や管理のしやすさを求める場合にはワイヤー矯正が安心材料になることもあります。お子さまの性格や生活習慣、保護者のサポート体制に合わせた選択が重要です。
費用・保険・補助金の違いと対象条件
治療方法を比較検討するうえで、費用面は非常に大きな判断材料となります。特に小児矯正においては、治療期間が長くなる傾向があり、トータルの費用負担も無視できません。マウスピース矯正はオーダーメイドの装置を複数回作成する必要があり、その分コストが高くなるケースが多いです。
ワイヤー矯正は構造がシンプルで、使用される部材も比較的一般的なものであるため、総じて費用は抑えられる傾向にあります。ただし、装置の種類や医院の方針により費用の幅は大きく異なるため、一概にどちらが安いとは言い切れません。
費用に関しては以下のような目安が参考になります。
治療方法 | 費用の目安 | 備考 |
マウスピース矯正 | 約40万円〜60万円程度 | オーダーメイド、交換装置の費用含む |
ワイヤー矯正 | 約30万円〜50万円程度 | 装置の素材や治療範囲により変動 |
また、保険適用に関しては注意が必要です。小児矯正は基本的に自由診療とされており、原則として公的保険は利用できません。ただし、特定の先天的疾患や外科手術を伴う症例など、厚生労働省の定めた条件に該当する場合には保険が適用されることもあります。
自治体によっては、子どもの歯科矯正に対して補助金制度を設けている地域もあります。たとえば、一部の市区町村では所得に応じて上限金額内での助成を行っており、申請には医師の診断書や領収書の提出が必要とされます。補助金の詳細や申請手続きについては、各自治体の保健所や福祉課での確認が推奨されます。
保護者の方からよく寄せられる疑問として、追加料金の有無が挙げられます。マウスピース矯正では、装置の再作成や紛失時の対応、経過観察に伴う費用が別途発生することがあります。ワイヤー矯正では調整料が毎回かかるケースが多く、これらを含めたトータル費用の把握が重要です。
支払い方法についても、医院によっては分割払いやクレジットカードの利用が可能な場合もあります。負担を分散させる工夫として、無理のない計画を立てることが求められます。治療を始める前に、費用内訳や今後発生しうる追加費用について詳細に説明を受けることが信頼関係の構築にもつながります。
このように、費用や保険、補助金の違いは治療法の選択に直結するため、単に金額の比較にとどまらず、将来的な費用の見通しや補助制度の活用まで視野に入れることが大切です。ご家庭の予算やサポート体制に応じて、最適な選択をしていくことが求められます。
小児マウスピース矯正の費用相場と支払い方法
治療内容別の料金早見表とオプション別費用一覧
小児矯正の費用は一律ではなく、使用する装置の種類や治療方針、管理の方法などによって大きく異なります。特にマウスピース矯正はカスタムメイドであることが多く、診断から治療終了までに複数の費用項目が関わることから、見積もりは総額で判断することが重要です。
最も基本となる費用は、マウスピース本体の作製と治療計画の立案です。これに加え、診断料や経過観察のための通院費、必要に応じて追加されるオプション装置の費用が加算されます。治療開始時に提示される基本料金だけを見て判断すると、想定外の出費に直面することもあります。
小児向けマウスピース矯正では、顎の拡大を目的とした補助装置や、姿勢や呼吸改善のためのトレーニングも含まれることがあり、それぞれに別途費用がかかります。また、マウスピースは成長や歯の動きに合わせて何度か再作成する必要があるため、その費用も加味しておく必要があります。
以下に、治療内容ごとのおおよその料金目安と、代表的なオプション費用を整理した表を示します。
項目 | 内容 | 費用目安 |
初診・精密検査費用 | レントゲン、歯型採取、スキャナーなど | 約1万〜3万円 |
マウスピース作製費 | インビザラインファーストなど | 約30万〜50万円 |
通院ごとの管理費 | 経過観察や装置調整など | 1回あたり約5千円 |
再作製費(破損・紛失時) | 装置の再発注 | 約3万〜6万円 |
顎拡大装置 | 拡大床、大臼歯部の補助装置 | 約5万〜10万円 |
口腔筋機能トレーニング | 舌の位置・呼吸訓練など | 約1万〜5万円 |
こうしたオプションの追加は、症例ごとの診断結果によって変わるため、最初のカウンセリング時に治療計画をしっかり確認することが大切です。また、マウスピースは長時間装着することが前提となるため、途中での破損や紛失、装置の不適合による再作製の可能性も考慮し、余裕を持った予算設定が望まれます。
支払い方法は歯科医院によって異なりますが、分割払いやクレジットカード対応を設けている医院も増えています。初回費用の負担が重いと感じる場合は、事前に支払い方法の選択肢について相談しておくと安心です。
また、兄弟や姉妹で同時に治療を受ける場合や、期間限定の紹介割引制度を設けているケースもありますが、こうしたサービスの有無は各医院によって異なり、必ずしも保証されているものではありません。あくまで総額ベースで内容と費用のバランスを冷静に見極めることが、後悔しない矯正治療につながります。
保険適用の条件と申請方法
小児マウスピース矯正は、基本的に自由診療とされ、公的保険の適用対象には含まれません。つまり、治療にかかる費用の全額を自己負担する必要があります。ただし、厚生労働省が定める一部の特殊な症例に限り、保険が適用される可能性があります。
保険が適用されるケースには、先天的な顎の変形や口蓋裂など、医療的に治療が必要と認められる状態が含まれます。こうした症例では、大学病院や認定された矯正歯科医院での診断と、専門医による所定の申請書類が必要です。さらに、該当する治療が外科的処置や機能改善を伴うことが条件とされています。
保険適用が認められるまでの流れは、以下のようになります。
1 歯科医院での初診および精密検査
2 医師による保険適用可否の診断
3 条件を満たすと判断された場合、必要書類を準備
4 保険診療機関での治療計画書作成
5 健康保険組合への申請
6 承認後、保険適用で治療開始
この申請プロセスには時間がかかることが多く、事前に準備しても保険適用の可否は診断内容によって決定されます。特に、一般的な歯並びの矯正や軽度の咬み合わせ不正では適用が難しいため、過度な期待を持たず、あくまで特定症例向けの制度と認識しておく必要があります。
一方で、多くの自治体では独自に補助金制度や助成制度を設けており、保護者の経済的負担を軽減する目的で活用が進められています。たとえば、年齢や所得に応じて補助金額を設定している地域もあり、上限金額の範囲内で一部負担を受けることができます。
補助制度の利用に際しては、住民票のある自治体が窓口となり、申請の際には以下のような書類が必要になる場合があります。
1 医師の治療計画書または診断書
2 医療機関の領収書または明細書
3 申請書類(自治体指定様式)
4 世帯収入証明書または課税証明書
申請期間や受付方法は自治体によって異なりますが、通年で申請できるところもあれば、年度ごとに区切りを設けている地域もあります。通院を始める前、または治療が終了した直後に申請が必要な場合もあるため、治療前の早い段階で役所への問い合わせを行い、条件やスケジュールを確認しておくことが賢明です。
また、医療費控除も活用できる可能性があります。年間で一定額以上の医療費を支払った場合、確定申告によって一部の税金が還付される制度です。対象となる医療費には、矯正治療の費用や通院時の交通費も含まれることがありますので、支払い記録や領収書の保管を徹底しておくことをおすすめします。
このように、小児矯正の費用に関する支援制度は多岐にわたりますが、それぞれの条件や手続きには違いがあります。保護者としては、目先の負担だけでなく、中長期的な経済的視点で支払い計画を立てるとともに、公的支援制度を正しく理解し、有効に活用することが求められます。
子どもが矯正を嫌がるときの対処法と習慣化のコツ
年齢別の反応とモチベーション維持法
小児矯正を開始する時期として多く選ばれるのは、乳歯から永久歯へ生え変わる混合歯列期です。この時期は主に小学校低学年から中学年にあたりますが、年齢によってお子さまの矯正への反応には顕著な違いが見られます。その違いを理解し、年齢に応じたモチベーションの高め方を工夫することが、矯正の成功率を左右すると言っても過言ではありません。
低年齢では、治療内容そのものへの理解が難しく、装着する装置の違和感や行動制限に対して強く反応しがちです。例えば、マウスピース矯正であっても、寝るときだけの装着という条件があっても「口に異物がある」という不快感は強く感じられることがあります。また、取り外しの管理を完全に子ども任せにするのは難しいため、保護者が一緒に時間を決める、装着の声かけを行うといったサポートが重要です。
一方で高学年になると、友人の目を気にし始めたり、見た目に対する意識が芽生える年頃です。ワイヤー矯正の場合には口元が目立つことに抵抗を示すことが多く、通院頻度や痛みのある調整も嫌がる要因になり得ます。こうした場合には、マウスピース矯正のように目立ちにくく、取り外しが可能な治療方法が選ばれやすい傾向があります。
年齢に応じた対処法としては、低学年には矯正装置を「特別な道具」として楽しさや役割を伝える工夫が必要です。例えば、矯正日には特別なシールをカレンダーに貼るなどの行動強化が効果的です。高学年には、成長後の歯並びの美しさや将来の口腔環境のメリットを丁寧に説明し、自分で選択しやすい状況をつくることが鍵となります。
お子さまの矯正意欲を高めるためには、以下のようなアプローチが有効です。
視覚化されたゴールを共有する:写真やイラストを用いて、矯正後のきれいな歯並びを具体的にイメージさせる。
短期的な目標を設定する:「今月は〇回忘れずに装着できたら達成」といった小さな達成を積み重ねる。
褒める機会を明確にする:装着を頑張った日には必ず声に出して評価することで、継続への意欲を高める。
安心できる環境を整える:違和感や不快感を感じたとき、すぐに相談できる家族や歯科医師がいる安心感を持たせる。
こうした工夫は、単に治療を続けさせるというよりも、矯正に前向きな気持ちを育むことにつながります。モチベーションを維持するには、感情面のケアと知識の提供をバランスよく行うことが不可欠です。お子さま自身が「自分のために治療をしている」と実感することで、より主体的に矯正に取り組むようになります。
保護者ができる家庭内サポートとは?
小児矯正の成功は、歯科医院での診療だけではなく、家庭内でのサポート体制に大きく依存しています。特にマウスピース矯正のような取り外し式の装置を使用する場合、装着の継続と管理はお子さま一人では難しい場面も多く、保護者の関与が鍵となります。
まず重要になるのは、装着を生活の中で習慣化させることです。装着を忘れる日が続いてしまえば、治療効果が薄れ、結果的に治療期間が延びてしまう可能性もあります。毎日決まった時間に装着する「ルーティン」をつくり、生活の流れに自然に組み込むことが望まれます。
たとえば、以下のような工夫が役立ちます。
表:家庭でできる矯正サポート例
タイミング | サポート内容 |
起床後 | マウスピースの洗浄と装着チェック |
登校前 | ケースに入れて持参させ、紛失・誤飲を防止 |
帰宅時 | 装着状況の確認と励ましの言葉がけ |
就寝前 | 装着を一緒に確認し、記録表にスタンプを押す |
週末 | 1週間の成果を振り返り、達成感を共有する時間を作る |
このような記録表や声かけの積み重ねは、治療を「親子の共同作業」として認識させる効果があり、お子さまが受け身ではなく能動的に矯正に向き合う一助となります。また、矯正中の不快感や痛み、学校でのストレスなどについても日常的に会話の機会を持ち、気持ちを共有することが習慣化への支えとなります。
保護者の中には、装着を忘れた場合に厳しく叱ってしまう方もいますが、強制的なアプローチは逆効果になりかねません。特に反抗期に差し掛かる年齢では、指示に対して反発を招く恐れがあります。代わりに、お子さまの意思を尊重しつつ、自主的な判断を促す関わり方が推奨されます。
加えて、保護者自身が矯正に関する正しい情報を持っていることも重要です。装置の効果や必要性、装着時間の意味をきちんと理解したうえで説明することにより、言葉の説得力が増し、お子さまにも納得感を持たせやすくなります。矯正歯科でのカウンセリング時には、可能であれば親子で一緒に参加し、治療計画や注意点について一緒に学ぶ姿勢が信頼関係の構築につながります。
最後に、治療に関する不安や疑問を感じたときは、遠慮なく歯科医師に相談することが大切です。定期的なチェックだけでなく、家庭での状況を共有することで、より現実的かつ効果的なアドバイスを受けることができます。小児矯正は数年にわたる長期治療となるケースが多いため、親子での理解と協力が欠かせません。日々の生活に寄り添いながら、負担を最小限にして治療を習慣化するための努力が、最終的な成果につながります。
小児矯正の流れ!初診〜治療終了までの全ステップ
カウンセリングからマウスピース受け取りまで
小児矯正の第一歩となる初診では、まずお子さまの口腔内の状態や歯並び、あごの成長バランスなどを詳しく診察します。歯科矯正の分野では、事前の検査が非常に重要とされており、正確な診断を行うためにレントゲン撮影や口腔内写真、歯型の採取などの精密検査が実施されます。これらは今後の治療計画を立てる上での土台となり、誤った診断や不要な治療を避けるためにも必要不可欠です。
検査結果をもとに、歯科医師が現在の歯列や顎骨の状態、将来的な歯の萌出予測を説明します。このカウンセリングでは、治療の目的や効果、期間、使う装置の種類や注意点、そして総費用の概算なども詳しく話されます。ここで重要なのが、保護者の納得と同意です。お子さまが矯正に前向きに取り組むためには、家庭全体で治療方針を共有しておくことが鍵になります。
同意が得られたあとは、マウスピースの作製に進みます。多くの歯科医院では、光学スキャナーを用いたカスタムメイド方式を採用しており、従来の粘土のような印象材よりも精度が高く、お子さまの負担も軽減されます。作製期間は平均して2〜3週間前後かかることが一般的で、その間に矯正治療への心構えや正しい使い方についての説明が行われます。
装置の受け取り日には、実際の装着方法、取り扱いの注意点、清掃の仕方などについて丁寧な指導があります。誤った使用によるトラブルを防ぐためにも、保護者がしっかりと内容を理解し、お子さまに説明できるようにしておくことが推奨されます。
以下は、初診からマウスピース受け取りまでのステップの一例です。
ステップ | 内容 | 所要時間の目安 |
初診・口腔内チェック | 歯並び・噛み合わせ・虫歯の確認 | 約30〜60分 |
精密検査 | レントゲン・写真・スキャニング | 約30〜45分 |
カウンセリング | 治療計画・費用説明・同意取得 | 約30分〜1時間 |
マウスピース作製依頼 | スキャニングデータ送信・作製依頼 | 作製期間 約2〜3週間 |
装着指導・装置の受け渡し | 装着方法・注意点・保護者への説明 | 約30分〜1時間 |
このように、治療前の段階でも複数の工程が存在し、それぞれに意味があります。特にカウンセリングでは、親子間での納得と期待の共有が治療の成功率を高める重要なポイントになります。
通院の頻度と各ステップの所要時間
小児マウスピース矯正における通院頻度は、装置のタイプやお子さまの成長状況、治療目標によって異なりますが、一般的には4週間から8週間に一度の通院が基本とされています。これは、マウスピースの交換時期や経過観察、歯列の移動確認を行うための大切なタイミングです。
矯正中は、口腔内の清掃状態や装着状況に問題がないかを確認するほか、顎の発育具合や永久歯の萌出状況を随時チェックする必要があります。加えて、場合によってはマウスピースの再作製や調整が必要になるケースもあるため、定期的な受診は非常に重要です。
次のチェックリストは、通院ごとに確認すべき代表的なポイントを整理したものです。
通院時のチェック内容 | 内容の詳細 |
装置のフィット感 | ズレや緩みがないか、痛みはないか |
歯列の移動状態 | 目標通りに動いているかを確認 |
顎骨や噛み合わせの変化 | 顎の成長に応じた調整が必要かの判断 |
虫歯・歯肉炎の有無 | 清掃状況を確認し、問題があれば指導 |
モチベーション・協力度の確認 | お子さまの意欲を維持するための声かけ |
各通院の所要時間は、簡単な経過確認であれば15分〜30分程度で終了することもありますが、調整や装置の再装着などを行う場合は45分以上かかることもあります。スムーズに通院を進めるためには、あらかじめスケジュールに余裕を持たせておくことが理想です。
また、治療の進行度やお子さまの協力度によっては、想定よりも早く治療が進む場合や、逆に一時的に中断が必要になることもあります。そのため、計画に柔軟性をもたせた通院スケジュールを立てておくと、ストレスの軽減にもつながります。
保護者が積極的にサポートし、通院前の準備や声かけを欠かさず行うことが、治療の成功に直結する大切な要素となります。信頼できる矯正歯科との連携を保ちながら、長期的な視点で子どもの健やかな歯並び形成を目指すことが大切です。
まとめ
小児矯正の第一期におけるマウスピース治療は、永久歯が生え揃う前の大切な時期に、骨格や噛み合わせのバランスを整える重要なアプローチです。特に見た目の目立ちにくさや装着の快適さから、プレオルソやインビザラインファーストといったマウスピース型矯正装置を選ぶ家庭が増えています。
しかし、治療には注意すべき点もあります。例えば、通院の頻度は月1回から2か月に1回程度が一般的ですが、装置の再作製や口腔内の状態によって頻度が変わることもあります。また、費用については基本の治療費に加えて、検査代、調整料、口腔筋トレーニングなどのオプション費用が加算されることがあるため、最初に総額で見積もりを確認しておくことが大切です。
「矯正って本当に必要?」「子どもが嫌がらないか心配…」と不安を感じている保護者の方は少なくありません。実際に、マウスピース装置を継続できなかった事例や、途中で治療を中断したケースも存在します。そうした後悔を避けるためにも、治療の目的を明確にし、事前に子どもとしっかり話し合うことが重要です。
多くの矯正歯科では小児のマウスピース治療に対応しており、医院ごとの方針や対応範囲に違いがあります。信頼できるクリニックを選び、専門医と連携しながら進めることで、治療効果を高められます。
成長期は歯列と顎骨の形成にとって極めて重要なタイミングです。この時期を逃さず、正しい知識と準備をもって矯正に臨むことで、将来的な歯並びの改善や抜歯リスクの軽減につながります。大切なお子さまの将来の笑顔のために、後悔しない選択をしてください。
さいわいデンタルクリニック札幌大曲は、患者様一人ひとりの笑顔を大切にし、その笑顔が持続することを目標としています。信頼関係の構築と妥協のない治療を約束しており、患者様の負担を軽減するために最新の設備を導入し、予約時間通りの診察を心がけています。
クリニックでは、一般歯科、口腔外科、小児歯科、矯正歯科、審美治療、予防歯科など幅広い診療科目をご提供しており、患者様の様々なニーズに応えることが可能です。特に、痛みの少ない治療、ホワイトニング、小児矯正など、患者様の快適さを重視した治療法をご提供しています。
患者様の健康と笑顔を守るために、スタッフ一同が全力でサポートいたします。

院名 | さいわいデンタルクリニック札幌大曲 |
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住所 | 〒061-1278北海道北広島市大曲幸町6丁目1 インターヴィレッジ大曲 |
電話 | 011-375-7653 |
よくある質問
Q. ワイヤー矯正とマウスピース矯正、子どもにはどちらが向いていますか?
A. ワイヤー矯正は固定式で確実に歯を動かせるため、自己管理が難しいお子さまでも治療効果が安定しやすい反面、見た目の違和感や装着時の痛みを感じるケースがあります。一方、マウスピース矯正は取り外しが可能で、透明素材のため見た目にも自然で子ども自身が装着を嫌がりにくいというメリットがあります。装着ストレスの少なさからマウスピースを選ぶご家庭が増加しています。生活リズムや性格に応じて選択するのが適切です。
Q. 小児矯正に公的保険や補助金は使えますか?
A. 原則として、小児矯正の第一期におけるマウスピース治療は保険適用外となるケースがほとんどです。ただし、受け口や顎骨の先天的異常、外科的処置を伴うケースなどは保険が適用される場合があります。また、自治体によっては小学生向けの矯正治療に対して最大10万円前後の補助金を支給している地域もあるため、治療前に市区町村へ確認することをおすすめします。必要書類としては、医師の診断書や領収証、申請書などが必要となります。
Q. 小児矯正の第一期で途中でやめるとどうなりますか?
A. 第一段階の途中で治療を中断すると、骨格や歯列の成長バランスが不完全なまま進行し、第二期での再治療が必要になる可能性が高くなります。特にマウスピース矯正の場合、継続的な装着が前提で効果が現れるため、中断によって数ヶ月分の進行が無駄になることもあります。結果として再作製費や追加の治療費用が数万円単位でかかるケースも報告されています。続けられる環境やモチベーション維持の工夫が、治療成功のカギとなります。
医院概要
医院名・・・ さいわいデンタルクリニック札幌大曲
所在地・・・〒061-1278 北海道北広島市大曲幸町6丁目1 インターヴィレッジ大曲
電話番号・・・ 011-375-7653